リヴァプールがレクサムに1-0勝利 ングモハの決勝点と数字が示す前進

照明に包まれたスタジアムで、赤いユニフォームの若手選手が守備陣をかわしてシュートを放つイメージ

リヴァプールは米ニューヨークのヤンキー・スタジアムで行われたプレシーズンの親善試合で、レクサムを1-0で下した。

均衡を破ったのは、後半から出場した17歳のリオ・ングモハが75分に放った一撃だった。

リヴァプール公式のマッチリポートFotMobの試合ページはいずれも試合終了と1-0の結果を示しており、アンドニ・イラオラ新監督のチームは米国ツアー2連勝とした。

試合結果と決勝点

項目 内容
大会 プレシーズン親善試合
試合状況 試合終了
結果 リヴァプール 1-0 レクサム
得点 リオ・ングモハ(75分)
会場 ヤンキー・スタジアム
観客数 4万2,204人

前半はリヴァプールがジョシュ・エイブとルイス・クーマスのシュートで迫った一方、レクサムもサム・スミスがゴール前で好機を得て、0-0のまま折り返した。

後半はナサニエル・ブロードヘッドのミドルシュートをジョルジ・ママルダシュヴィリが防ぎ、両チームが決定機を分け合う展開になった。

75分、ドミニク・ソボスライのパスを受けたングモハが右寄りから運び、ペナルティーエリア内で放ったシュートがルイス・ブラントに当たってGKの頭上を越えた。

終盤にはキーファー・ムーアが至近距離から狙ったが枠を外れ、リヴァプールが無失点で逃げ切った。

4つの数字が映す試合の輪郭

FotMob掲載の試合統計は、ボールを持った時間とゴール前で作った量が同じではなかったことを示している。

統計 リヴァプール レクサム
ボール支配率 61% 39%
総シュート 9本 11本
枠内シュート 4本 3本
相手陣ボックス内タッチ 10回 10回

リヴァプールは61%の支配率を記録したものの、総シュートではレクサムを2本下回り、相手陣ボックス内タッチも同数だった。

したがって、保持率の優位を継続的なゴール前の優位へ変えられたとは評価しにくい。

一方で、総シュートが少ない中でも枠内シュートは1本上回り、後半の決勝点を勝利につなげた点には効率と守備の粘りが表れている。

狭いピッチで問われた連係

試合後のイラオラ監督の説明によれば、会場のピッチは狭く、使える空間が少なかった。

監督は4-2で勝ったサンダーランド戦よりもチームが堅く、集団としてプレーできたと評価する一方、新しい戦い方は完成途上だとも認めている。

その見立ては、支配率では上回りながらシュート数とボックス内タッチで優位を築けなかった数字とも一致する。

リヴァプールには、狭い局面で縦パスを受ける位置と、ボールを失った直後の圧力をさらにそろえる余地がある。

ングモハが示した実戦的な判断

ングモハの得点は鮮やかな無回転弾ではなく、相手に当たったシュートだった。

それでも、右サイドから迷わずゴールへ運び、狭いシュートコースを選んだ判断には価値がある。

本人の試合後コメントでは、左右両サイドで予測されにくいプレーを目指し、前線からのプレスも求められていると説明している。

得点だけでなく、監督が掲げる守備の要求と一対一の積極性を同時に満たせるかが、プレミアリーグ開幕へ向けた出場機会を左右する。

編集部の前向きな見解

編集部は、派手さのない1-0でも若手が守備の役割を果たしながら勝ち切った点を、前向きな好材料として高く評価したい。

プレシーズンの一試合からリーグ戦の完成度までは判断できないが、難しいピッチ条件の中で無失点と若手の決勝点を得たことは、次の改善へ進む土台になる。

保持率をシュートとボックス内侵入へ結び付ける精度が上がれば、イラオラ体制の積極的なプレスは攻撃面でも一段はっきりした形になるはずだ。

ベストゴール(編集部選定)

ングモハの75分の決勝点を選ぶ。

相手の守備が後退する瞬間に運ぶ速度を落とさず、わずかなコースからシュートを選んだことで、接戦を動かした。

MVP(編集部選定)

本稿のMVPはソボスライとする。

クラブの公式賞ではないが、主将として中盤を動かし、決勝点をアシストした働きを評価した。

FotMobでも同選手が8.2の試合最高評価を得ている。

参照した情報源

投稿者 greeden Inc.

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