アーセナル、パリFCに2点差を追いつかれ2-2 支配率70%でも勝ち切れず

夕暮れのスタジアムで赤白と紺色のチームがボールを競り合う場面
アーセナル女子とパリFCの試合をイメージした編集用イラスト

アーセナル女子は9月30日、女子チャンピオンズリーグのリーグフェーズ第2節でパリFCと対戦し、2点を先行しながら2-2で引き分けた。

アレッシア・ルッソとジョージア・スタンウェイの連係でリードを広げた後、終盤に2失点した試合は、支配率やシュート数だけでは測れないリードの守り方を示した。

ルッソとスタンウェイが作った2点差

前半は互いにゴールを奪えず、アーセナルは41分に先制した。

スタンウェイのパスを受けたルッソが決め、後半開始直後の50分にはエミリー・フォックスのクロスからスタンウェイが追加点を挙げた。

スタンウェイは新加入後初ゴールを記録し、ルッソの得点もアシストした。

UEFAはスタンウェイをプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選んでいる。

UEFAの試合まとめでは、ルッソの得点が女子チャンピオンズリーグ通算20点目となり、イングランド人選手の大会得点数で単独2位になったことも伝えられた。

数字はアーセナル優勢、結果はパリの粘り

FotMobが掲載するOpta集計では、アーセナルのボール保持率は70%、シュート数は18本で、パリFCの30%、9本を上回った。

枠内シュートもアーセナルが6本、パリFCが4本で、敵陣ペナルティーエリア内のボールタッチは49対17だった。

この数字は、アーセナルが長い時間ボールを持ち、相手ゴール前へ運んだことを示している。

ただし、後半の勢いと得点機会を最後まで管理できたかは別の評価軸だ。

72分にエヴリン・ヴィアンスのパスからクララ・マテオが1点を返すと、パリFCは終盤も前進を続けた。

87分にはゴールキック後の再開を巡る混乱でアーセナルにハンドの反則が取られ、マエリーヌ・メンディがPKを決めて同点にした。

この判定までの経緯はガーディアンの試合報道が詳しく伝えている。

FotMobの試合データでは、アーセナルがシュート数と保持率で上回る一方、パリFCも枠内へ4本を放っており、少ない保持時間の中で得点につながる攻撃を作った。

保持率70%は試合を支配した証拠の一部だが、相手の反撃を抑える力やリードを保つ力まで保証しない。

試合から読み取れるアーセナルの課題

アーセナルは前線へボールを運び、2得点を生む形を作った。

一方で、2点リード後にパリFCが押し返した時間帯をどう落ち着かせるか、守備側の連係と再開時の認識をどう揃えるかが残る課題になった。

本試合の先発メンバーはUEFA公式ラインアップで確認できる。

結果は引き分けでも、前半終盤から後半序盤にかけての連係は次戦へつながる好材料だ。

編集部のベストゴールは、フォックスのクロスを胸で前へ落とし、スタンウェイがボレーで決めた50分の追加点とする。

今日のMVPは、1得点1アシストを記録し、UEFAの公式プレーヤー・オブ・ザ・マッチにも選ばれたスタンウェイ。

編集部の本日のベストマッチは、2点差から追いついたパリFC対アーセナルとする。

筆者の見立て

筆者は、敗戦に近い感触を残す引き分けでも、アーセナルには攻撃の連係を土台に立て直せる余地があると考える。

終盤の再開場面や守備の受け渡しをチームで確認し、リード後も前進する手段を複数持てれば、支配率を勝点へ結びつける判断を磨ける。

筆者は、前線の連係とスタンウェイの適応を次戦へ向けた好材料として前向きに評価したい。

主な出典

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投稿者 greeden Inc.

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