ボルシア・メンヘングラートバッハは現地時間2026年10月23日、ブンデスリーガ第7節でVfBシュトゥットガルトに3-2で勝利した。日本代表FW町野修斗は先発し、後半51分に勝ち越しゴールを記録。開幕から6連敗していたチームに今季初の勝ち点をもたらした試合を、公式記録から振り返る。
先制を許した前半から立て直す
試合前の状況を見れば、ボルシアMGにとってこの勝利は順位以上に大きい。チームは開幕から6試合すべてを落としており、ブンデスリーガ公式は7連敗でシーズンを始める危機にあったと伝えている。対するシュトゥットガルトも、最初の6試合で勝利は2つだった。両者とも流れを変えたい一戦だった。
シュトゥットガルトは開始直後からボールを動かし、公式ライブ記録では13分時点のボール保持率が63%対37%だった。この数字は試合全体の保持率ではないが、序盤にホームチームが押し込んでいた様子を示す。5分のデミロヴィッチの先制弾は約25メートルからのボレーで、ブンデスリーガの公式データが示す得点確率は4%。GKが触れながらも止められなかった一撃が、試合の早い段階で均衡を崩した。
その後、ボルシアMGは徐々に攻撃の時間を増やした。38分には宇野禅斗のボレーをスカリーがヒールで方向づけ、同点に追いつく。前半終了間際にはモヒャのシュートがクロスバーを直撃しており、折り返し時点でスコアは1-1ながら、アウェーチームが次の得点に迫る場面も作っていた。
町野の得点後も続いた攻防
後半、モヒャが左でボールを残して折り返し、町野がゴール上部へ強く蹴り込んだ。これが町野の勝ち越し点になった。シュトゥットガルトは55分に3人を同時投入して反撃を試みたが、その後ボルシアMGは66分にモヒャが追加点を挙げる。2点差をつけたことで、終盤にデミロヴィッチが再び得点してもリードを保てた。
公式xGはシュトゥットガルト1.19、ボルシアMG2.38で、ゴール数と同じくアウェーチームが上回った。xGは各シュートから得点が生まれる可能性をモデルで見積もり、チームのシュート機会を合算した値だ。試合内容を一つの数値で決める指標ではないが、この試合ではボルシアMGがより多くの得点期待値を作ったことを示している。序盤の劣勢をしのぎ、後半に2点差まで広げた展開とも整合する。
町野修斗が先発し、後半に勝ち越し点
町野の先発は、試合前にクラブが公表したスターティングメンバーで確認できる。日本サッカー協会も町野修斗を日本代表選手として掲載している。
試合はシュトゥットガルトが5分に先制した。ボルシアMGは38分、宇野禅斗のシュートをジョー・スカリーがヒールで流し込んで追いつく。後半51分にはワエル・モヒャの折り返しから町野がゴール上部へ決め、逆転した。66分にモヒャが追加点を挙げ、シュトゥットガルトは83分にエルメディン・デミロヴィッチが1点を返したが、ボルシアMGが3-2で逃げ切った。経過と得点者はブンデスリーガ公式の試合レポートに記録されている。
xGはボルシアMGが上回る
ブンデスリーガ公式のxG(シュート位置や状況から算出する得点期待値)は、シュトゥットガルト1.19、ボルシアMG2.38だった。スコアは1点差だが、決定機の質を合計した指標ではボルシアMGが優位だったことを示す。対照的に、デミロヴィッチの先制弾は公式記録上、ゴール確率4%のシュートだった。低確率の一撃で先行されても、ボルシアMGは後半に3得点して試合をひっくり返した。数値と試合経過は公式ライブ記録で確認できる。
ブンデスリーガはモヒャを公式のマン・オブ・ザ・マッチに選出し、投票の51%を集めたと発表した。町野の得点を生んだ折り返しに加え、自らも得点した働きが評価された。記事として選ぶベストゴールは、宇野のシュートをヒールで合わせたスカリーの同点弾だ。意表を突くタッチで、先制後に主導権を握っていたシュトゥットガルトの流れを切った。
編集部の見方
編集部は、町野の先発と決勝点を、出場機会を広げるうえで今後に期待を持てる好材料と評価する。ボルシアMGは先制を許した後、同点弾で落ち着きを取り戻し、後半は町野とモヒャが得点で応えた。個人の結果とチームの初勝利が重なったこの試合は、攻撃の選択肢を広げるきっかけとして注目したい。
参考情報
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