プレミアリーグは、2026年8月の月間最優秀監督候補としてシャビ・アロンソ、ミケル・アルテタ、セルゲイ・ヤキロヴィッチ、エンツォ・マレスカの4人を発表した。
4人は全員が開幕2試合で2勝を挙げており、勝ち点だけでは差がつかない。
無失点の守備、交代策による逆転、昇格組の躍進など、同じ6ポイントへ至った過程が選考の焦点になる。
候補発表と選考日程
プレミアリーグの公式発表によると、サポーター投票は英国夏時間9月7日正午まで受け付けられ、その結果と専門家パネルの判断を合わせて受賞者を決める。
受賞者の発表予定日は9月11日であり、現時点で公表されているのは候補者名簿であって受賞結果ではない。
4候補の8月成績
| 監督 | クラブ | 試合 | 勝利 | 引分 | 敗戦 | 得失点差 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| シャビ・アロンソ | チェルシー | 2 | 2 | 0 | 0 | プラス2 |
| ミケル・アルテタ | アーセナル | 2 | 2 | 0 | 0 | プラス4 |
| セルゲイ・ヤキロヴィッチ | ハル・シティ | 2 | 2 | 0 | 0 | プラス3 |
| エンツォ・マレスカ | マンチェスター・シティ | 2 | 2 | 0 | 0 | プラス4 |
2試合という短い期間では、得失点差だけで監督の仕事を測り切れない。
それでも、攻守のバランスや試合中の修正が結果へどう結びついたかを比べる手がかりにはなる。
候補ごとに異なる評価材料
アロンソは前線の連係で7得点
アロンソ率いるチェルシーはフラム戦とブライトン戦を連勝し、2試合で合計7得点を記録した。
公式発表はジョアン・ペドロ、コール・パーマー、モーガン・ロジャーズの前線3人が合計5得点、4アシストを挙げた点を評価材料にしている。
得失点差はプラス2のため、攻撃力の一方で失点を減らせるかが次の試合以降の確認点になる。
アルテタは2試合を無失点
アルテタのアーセナルはコヴェントリー・シティとアストン・ヴィラに勝ち、得失点差プラス4で8月を終えた。
2試合とも無失点で、相手に許した枠内シュートは合計1本だった。
大量得点の試合と1点差の試合を異なる形で勝ち切ったことから、攻撃の出力だけでなく試合管理も選考材料になる。
ヤキロヴィッチは昇格組を2連勝へ導く
昇格したハル・シティを率いるヤキロヴィッチは、マンチェスター・ユナイテッド戦とコヴェントリー戦で勝利し、2試合を無失点で終えた。
得失点差はプラス3で、公式発表はチームの組織性、勤勉さ、粘り強さを取り上げている。
昇格直後のチームが守備の秩序を保ちながら最大の勝ち点を得た点は、他の3候補とは性質の異なる成果である。
マレスカは交代策で逆転を呼ぶ
マレスカのマンチェスター・シティも2勝、得失点差プラス4を記録した。
ボーンマス戦では途中出場のラヤン・シェルキが84分と後半追加時間の得点をともにアシストし、逆転勝利へつなげた。
続くクリスタル・パレス戦は4対1で勝ち、シェルキとアーリング・ハーランドが2得点ずつを挙げた。
先発構成だけでなく、試合中の交代によって流れを変えた実績がマレスカの強みになる。
編集部の見解
ここからは公式の選考結果ではなく、確認できた8月の成績に基づく編集部の見解である。
編集部は、ヤキロヴィッチの成果を前向きに評価し、今回の候補から推したい。
全候補が2連勝したため、昇格組を率いてマンチェスター・ユナイテッドを含む2試合を無失点で勝ち切った成果に、短期間でも識別できる独自性がある。
一方で、アルテタの被枠内シュート1本、マレスカの交代策、アロンソの前線3人による得点関与も十分な受賞理由になり得る。
候補者が同じ勝敗で並んだ今回の選考は、監督評価を順位だけで終わらせず、守備の再現性や修正力まで見る機会になる。
次節で評価はどう動くか
プレミアリーグ公式日程では、マンチェスター・シティ対コヴェントリーとハル・シティ対アストン・ヴィラが9月5日、アーセナル対チェルシーが9月6日に組まれている。
とりわけアーセナル対チェルシーは候補監督同士の直接対戦となり、アルテタの守備とアロンソの攻撃がどこまで通用するかを同じ試合で見られる。
日程は変更される場合があるため、観戦前にはリーグやクラブの最新案内を確認したい。
情報源
この記事に関連する株式会社greedenの取り組み
4候補の比較では、同じ勝ち点でも守備、交代策、昇格組の組織化など評価軸を分けると判断しやすくなります。株式会社greedenは、要件整理から運用改善まで一気通貫のWebシステム開発で、情報を比較しやすく届ける仕組みづくりを支援します。

