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Moti活用ガイド|デザイナーのプロフィール、ポートフォリオ、応募文の整え方

man holding brush while painting in front of easel

Photo by Deeana Arts 🇵🇷 on Pexels.com

Motiは、エンジニアやクリエイターと企業をつなぐマッチングプラットフォームです。
公式サイトでは、専門スキルに加え、企業文化や希望する働き方との適合を踏まえたマッチングを案内しています。

登録しただけで仕事が決まるわけではありません。
プロフィールで得意分野と進め方を伝え、ポートフォリオで担当範囲と実績を確かめられる状態にし、応募先ごとに情報を選び直す必要があります。

この記事では、Motiを入り口にして、採用担当者や依頼者が判断しやすい情報を準備する手順を解説します。
自サイトを持っている場合は、Motiとポートフォリオサイトの役割分担も確認できます。

Motiを使う前に確認したいこと

Motiの公式サイトは、登録、プロフィール作成、マッチング、面談という利用の流れを示しています。
案件を探す側は、職歴や制作スキルだけでなく、希望する環境やコミュニケーションの取り方も整理しておくと、面談で条件を説明しやすくなります。

確認項目 公式ページの案内 利用時の判断
対象 エンジニアやクリエイターと企業のマッチング 希望職種と提供できる業務を具体的にする
選定材料 スキル、経験、希望、企業文化やポジションとの適合 できることと、働きやすい進行条件を分けて書く
料金 LPには完全招待制で利用無料との表示があり、同じページのFAQには基本機能無料と有料プランの案内がある 利用できる機能と最新の料金条件を登録前に確認する
案件情報 職種、勤務形態、必要スキルなどを検索できる 募集状況と条件を案件ページごとに確かめる

料金については、同じMotiの案内ページ内に異なる粒度の説明があります。
「すべての機能を無条件で無料で使える」とは決めつけず、登録時の表示や利用規約で対象機能を確認してください。

登録前にそろえる四つの材料

プロフィールを書き始める前に、次の四つをメモにまとめます。
先に材料を分けると、抽象的な自己紹介や、成果だけを並べた説明を避けやすくなります。

  1. 対応領域:UI設計、グラフィック制作、コーディングなど、引き受けられる業務。
  2. 担当範囲:要件整理、調査、設計、制作、実装、検証のうち、自分が担った工程。
  3. 実績の根拠:公開できる制作物、実測値、依頼者の承認を得た説明。
  4. 進め方の希望:レビュー頻度、連絡手段、判断者、稼働条件など、制作を続けるための前提。

実績公開の許可がない案件は、そのまま掲載できません。
社名や画面を伏せればよいとは限らないため、契約や依頼者との合意を確認し、公開できる範囲だけで説明します。

プロフィールで伝える順番

プロフィールの冒頭では、肩書だけでなく、誰のどの課題に対応できるかを示します。
「幅広く対応できます」よりも、「業務システムの画面設計から実装確認まで担当します」のように、対象と範囲が分かる文のほうが判断材料になります。

自己紹介のひな型

専門領域:[対象業界や制作領域]の[職種]です。

担当できる範囲:[要件整理]から[設計、制作、実装確認]まで対応します。

関連実績:[案件名を伏せた説明]で[担当工程]を担い、[公開可能な実測結果または確認できた変化]を記録しました。

進め方:[レビュー頻度]で方向を確認し、判断事項を文書に残して進めます。

作品:[応募先に近い事例のURL]をご確認ください。

このひな型の角括弧は、自分の事実に置き換えます。
数値がない場合は作らず、制作前の課題、行った作業、確認方法の三点で説明してください。

UX/UIデザイナーの役割と必要スキルを整理した記事も、プロフィールで扱う領域を選ぶ際の参考になります。

ポートフォリオを一案件一ページで組み立てる

ポートフォリオは、作品集ではなく、依頼者が担当範囲と仕事の進め方を確認するための資料です。
画面や完成物だけを並べると、本人が何を考え、どこまで担当したのかが分かりません。

一つの案件を一ページにまとめ、次の順番で情報を置くと、冒頭から判断に必要な要素を追えます。

  1. 案件の前提:対象、目的、制約を、守秘義務に触れない範囲で説明する。
  2. 自分の役割:担当工程、共同制作者との分担、判断した範囲を書く。
  3. 課題と方針:何が問題で、どの考えから制作方針を選んだかをつなぐ。
  4. 制作物:全体像の後に、判断を説明できる画面や成果物を載せる。
  5. 結果と振り返り:確認できた変化、測定方法、残った課題を分けて書く。

担当範囲を曖昧にしない

チーム制作では、成果物全体を自分一人の実績に見せないようにします。
「情報設計と主要画面を担当し、実装は開発担当者と確認した」のように、担当した作業と共同作業を分けてください。

関与率を数値で示す場合は、その数字の定義も必要です。
定義できない比率より、担当した画面、工程、意思決定を列挙するほうが正確です。

読み手を迷わせない表示

作品画像だけで説明を終えず、見出しと本文でも要点を伝えます。
画像に意味がある場合は代替テキストを付け、色だけに情報を依存させず、リンク文から移動先が分かるようにします。

設計時の確認項目は、アクセシビリティとインクルーシブデザインの基本で確認できます。
コンポーネント単位の実績を示す場合は、アクセシブルなデザインシステムの実践例も役立ちます。

Motiと自サイトの役割を分ける

Motiと自サイトは、同じ情報を重ねるより、役割を分けたほうが管理しやすくなります。
Motiには検索と面談の判断に必要な情報を置き、自サイトには案件の背景や制作過程など、詳しい根拠を置きます。

場所 主な役割 掲載する情報
Motiのプロフィール 候補として見つけてもらい、適合を判断してもらう 専門領域、経験、希望条件、進め方、代表実績
応募文 募集との接点を短く示す 担当できる範囲、関連事例、確認したい条件
自サイト 実績の根拠を詳しく示す 案件別ページ、制作過程、公開可能な成果、問い合わせ先

作品URLの提出を求める案件では、サイトのトップページではなく、募集内容に近い案件ページへ案内します。
一つのURLで一つの実績を説明できると、依頼者は別のページを探さずに内容を確認できます。

案件ページで確認する条件

応募前には、職種名だけでなく、募集状況、担当業務、必須スキル、勤務形態、契約形態、稼働条件、面談回数、提出物を確認します。
条件が書かれていない場合は、応募文で断定せず、面談で確認する質問に回します。

Motiには、ポートフォリオ提出を必須としたデザインとコーディングの掲載例があります。
この案件は現在、募集終了と表示されているため、応募先ではなく、必要情報の読み取り例として参照してください。

案件検索ページでは、業界、タグ、勤務形態などの条件から絞り込めます。
検索結果を見た後は、各案件の詳細ページで最新の募集状況を確かめます。

応募文は募集内容との接点から書く

応募文では、経歴を最初からすべて説明しません。
募集側が求める業務と、自分が示せる実績の接点を先に書きます。

募集されている[担当業務]を拝見し、[関連する経験]を生かせると考えて応募しました。

[担当工程]を担当した事例を、こちらのページにまとめています:[案件別URL]

今回の業務では、[対応できる範囲]を担当できます。
進行を確認するため、[判断者、レビュー頻度、納品形式などの質問]を面談で伺えれば幸いです。

「得意です」だけでは、募集との接点を判断できません。
何を作ったか、どこを担当したか、どの条件で再現できるかを続けて書きます。

成果の数値は実測値だけを使う

ポートフォリオに載せる数値は、実際に測定し、公開を認められたものに限ります。
業界でよく見かける改善率を、自分の実績として当てはめることはできません。

状況 書き方
実測値を公開できる 指標、比較条件、測定期間、自分の担当範囲を併記する
数値を公開できない 許可された範囲で、確認方法と変化の方向だけを書く
測定していない 制作した内容、判断の理由、検証できなかった点を書く

数値がなくても、情報構造を整理した、操作手順を減らした、更新ルールを文書化したといった作業は説明できます。
ただし、その作業によって売上や継続率が上がったとは、測定結果がない限り書けません。

相性は面談で確かめる材料にする

性格や価値観の適合は、スキル表だけでは見えない進め方を話すきっかけになります。
一方で、診断結果だけで制作の成功や長期継続が保証されるわけではありません。

面談では、次の項目を具体的に確認します。

この確認は、相手に合わせるためだけのものではありません。
自分が品質を保てる条件を伝え、双方の期待をそろえるために行います。

職種別に見せたい実績

職種 ポートフォリオで示す内容
UI/UXデザイナー 課題の定義、情報構造、試作、検証、自分が判断した範囲
グラフィックやDTP 媒体の制約、レイアウトの意図、修正過程、納品データの範囲
フロントエンド担当 実装範囲、レスポンシブ対応、確認環境、デザイン担当者との分担
モーションやゲームUI 短い動画、動きを付けた目的、状態の変化、実装側へ渡した仕様

同じ案件でも、職種によって評価したい情報は異なります。
一つの総合ページですべてを見せる場合も、応募先に関係する箇所へ直接移動できるリンクを用意します。

受注前に合意しておく項目

相性がよく見えても、担当範囲や納品条件が曖昧なら進行中に認識がずれます。
面談から契約へ進む前に、少なくとも次の項目を文書で確認してください。

口頭で決めた内容も、面談後に確認文を送り、双方が読み返せる状態にします。
不明点を残したまま着手するより、応募段階で質問の一覧を作っておくほうが確認漏れを減らせます。

よくある質問

Motiは無料で使えますか

公式LPには完全招待制で利用無料との表示がありますが、同じページのFAQは基本機能を無料とし、有料プランも案内しています。
利用できる機能と料金は、登録前に最新表示を確認してください。

ポートフォリオはすべての案件で必須ですか

案件ごとに条件が異なります。
公式サイトには提出必須とした過去の掲載例があるため、応募予定の案件ページで提出物を確認してください。

自サイトがなければ応募できませんか

すべての案件で自サイトが必須だとは確認できません。
ただし、作品URLを求められたときに、担当範囲と制作過程を説明できるページがあると提出しやすくなります。

相性診断が合えば受注できますか

診断結果は、働き方や価値観を話すための材料です。
受注には、募集要件との一致、実績、条件、面談での確認も関わるため、適合だけで結果を保証することはできません。

公開前のチェックリスト

Motiでは、プロフィールが相手に見つけてもらう入口になり、ポートフォリオが実績を確かめる根拠になります。
自サイトを使う場合は、案件別ページを整え、応募文から必要な情報へ迷わず移動できるようにしてください。

公式情報

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